11月2日(金)に総合避難訓練を実施しました。
福祉施設等では年2回以上の避難訓練実施が義務付けられており、今回は「休日日中の火災」を想定した訓練。地元消防署より3名の方がお出でになり、それぞれが消火対応職員について回り、消火動作や通報、避難誘導等を確認しました。
「湯沸し室」から出火。利用者さんは放送、また、職員の指示で体育館へ避難。避難時には口元にハンカチを当てる方、慌てずゆっくり避難する方など、落ち着いて行動する様子が見られました。
体育館ではエア消火器を使用した消火訓練を行い、利用者の皆さんは興味深そうに眺めておりました。
今回、委託先の調理スタッフの方も初めて参加し、一体的な訓練でした。
訓練後の消防署からの講評、反省では「避難誘導もスムーズで、きびきび行動していた」とのお話。実際に誘導にあたった職員からは「目の前のことに慌て、『火事だ』との周囲への周知を忘れてしまった。利用者さんの1人が飛び出して行ってしまった」「利用者さんをどのように安全に避難誘導するか、出来るかが課題と思った」との感想が聞かれました。
休日や夜間での職員体制、また、利用者さんの突発的な行動等に対して臨機応変な対応ができるか。日々の支援や訓練等を通じて、緊急時にお互いが声を掛け合い連携してスムーズな対応が取れるよう体制を図っていきたいと思います。