社会福祉法人県央福祉会は、新潟県三条市を中心に福祉サービスを事業運営しています。

長久の家からのお知らせ

長久の家 SST研修会を開催しました!

 8月22日にいからしの里多目的室にて、医療法人 恵生会 南浜病院 様から講師として看護師 畠山 恵子 様、講師アシスタントとして須藤 直 様、円山 啓介 様をお招きしてSST研修会を開催しました。

 当法人の障がい者支援関係施設は、知的障がいのある方の支援をメインに行ってきましたが、昨今、三障がい対応をとなり、精神障がいのある方、発達障がいのある方もご利用されるようになってきました。そういった利用者様への支援のスキルアップを目的として、SST(ソーシャルスキルトレーニング)を学ぼうということになりました。当初は長久の家の所内研修として計画していましたが、外部から講師をお招きするにあたって、法人内障がい者関係施設職員全体の研修会とすることにしました。

 講師の畠山様から、SSTとは何かという基礎からわかりやすく講義をしていただき、講師アシスタントの須藤様、円山様からは実際の支援のデモンストレーションを行っていただきました。講義だけでは伝わりにくい部分もデモンストレーションを交えていただくことにより、イメージも持ちやすかったと思います。

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【講義の様子】

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 【デモンストレーションの様子】

 その後、参加者を3人一組のグループに分け、デモンストレーションを参考にロールプレイを行いました。まずは相手の話をよく聞く『傾聴』の演習を行いました。話を聞くと言ってもなんとなく聞くのではなく、相手の言った言葉を繰り返す、相槌を打つ、相手の気持ちを引き出すといって手法を学び、今までの支援を振り返りができ、利用者様の話を聞くという重要性を再確認できました。個人SSTという手法の講義、デモンストレーションの後、再度演習を行いました。一度やって見せる『モデリング』という手法も学びました。演習では、参加者全体が前向きに取り組み、活気のある雰囲気で研修を行うことができました。

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【演習の様子】

 今回の研修で学んだSSTの手法を日常の業務に生かし、職員全体のスキルアップにつなげていきたいと感じました。

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