7月12日、三条東公民館において、平成29年度圏域別研修会(県央圏域)を開催しました。今年度は、有限会社F&Cヨシザキ代表取締役 吉崎 利生様を講師に迎え、『広く深い情報を集めるためのファシリテーションスキル』というテーマで講義と演習を行いました。
相談支援専門員には『ファシリテーションスキル』が欠かせません。相談支援専門員として障害福祉分野での知識、スキルはあっても『ファシリテーション』というところに苦手意識のある方が多いと感じ、今回吉崎様に講師を依頼して『ファシリテーションスキル』を学ぶ機会を設けようと考えました。
【吉崎様の講義の様子】
2人1組になって、相手の話を聞く演習、4人グループで話を聞く演習、そこで学んだことを生かして、ケースについて2人1組で話し合う演習と演習中心の内容でした。 演習を通じて、相手に気持ちよく話をしてもらう技術、その中で必要な情報を得る技術、話し合いの場の雰囲気を作る技術を学ぶことができました。
【演習の様子】
演習を通じて、相手に気持ちよく話をしてもらう技術、その中で必要な情報を得る技術、話し合いの場の雰囲気を作る技術を学ぶことができました。今まで、研修というと障害福祉分野のことを中心に行ってきましたが、今回あえて障害福祉分野以外の方を講師に迎えたことで、偏ったスキルではいけないことを再確認しました。
今後も、多方面から講師をお願いすることで、多くのスキルを身に着け、当事者支援のスキルアップにつなげていきたいと思っています。