11月7日三条市役所栄庁舎にて、福祉サービス説明会が開催されました。三条市役所子育て支援課子どもの育ちサポートセンター子ども発達ルームの主催で開催され、毎年この時期に来春就学を迎える児童を持つ保護者を中心に、就学後に利用できる障害福祉サービスや制度を紹介する目的で開催されています。今年度で3年目であり障害福祉サービスの説明をさせていただきました。

　障害福祉サービス利用の流れやサービス等利用計画作成について説明しました。今年度も三条市子ども発達ルームのスタッフから、市内や近隣の学齢期に利用できる事業所情報を伝えてほしいとのオーダーがあり、昨年度は詳しく紹介しなかった送迎の状況などもお話しました。

　今年度も子ども発達ルームを退室後、現在障害福祉サービスを利用されている先輩保護者の実体験の発表がありました。障害福祉サービスを利用することのメリットや、利用する際に気を付けたほうがいいこと、申請や利用についての準備の仕方などの話を聞くことができました。ご家族の実体験からの情報提供であり、参加された保護者も熱心にお話に耳を傾けていました。

　参加した保護者は１０名程度と多くはなかったが、先輩保護者のお話を真剣に聞き入る様子が見られました。途中から話に参加させていただき、将来に向けて障害福祉サービスを上手に利用してほしいことを伝えました。

 　体験発表をした保護者からは、『困ったときは支援者に相談しよう』、『親同志の横のつながりが大事だよ』『サービスを利用するのは子供なのだから、子供の今の状態にあったサービスを相談支援専門員とよく相談したほうがいいよ』というお話があり、参加された保護者にとっても有意義な時間だったと感じました。

　これから障害福祉サービスを利用しようとしている保護者に『障害福祉サービスとは何か』ということをうまく伝える良い機会になったのではないかと感じました。今後は三条市内の別の相談支援事業所がこの説明会を担当できるように、圏域のアドバイザーとして支援していきたいと思います。