社会福祉法人県央福祉会は、新潟県三条市を中心に福祉サービスを事業運営しています。

長久の家からのお知らせ

平成28年度 第1回 県央圏域療育支援部会 研修会が開催されました。

 7月12日15:30から、月ヶ岡特別支援学校にて、平成28年度 第1回 県央圏域療育支援部会研修会が開催されました。

 県央圏域療育支援部会にて、『教育と福祉の連携』について協議されており、その取り組みの一環として本研修会を開催することになりました。本研修会は、当センターとはまぐみ小児療育センター療育支援室、月ヶ岡特別支援学校、三条地域振興局健康福祉環境部でワーキングチームを作って企画しています。

 第1回は相談支援事業所の相談支援専門員と特別支援学校の教職員の『顔の見えるネットワークづくり』を構築することを目的として、同じ対人援助職としてどのように利用者、生徒に接していくかをお互いの立場で学ぶということになりました。

 まずはお互いの人間関係作りからということで、月ヶ岡特別支援学校熊倉特別教育コーディネーターの司会で、『リレーションの実習』を行いました。3人一組で、『今、はまっていること・好きなこと』を一人が話し、他の二人が質問するという形式で行いました。実習後の振り返りでは、笑顔で聞いてもらえると話しやすい、いろいろ質問してもらうと自分に興味を持ってもらえたと感じることができたとの意見が出ました。

 講義として、燕市にあります地域生活支援センターやすらぎ杉山敦彦管理者から、『主訴を掴む~傾聴の基本~』というテーマでお話をしていただきました。杉山管理者からは、対人援助職としての基本である傾聴についてお話していただきました。相談支援専門員も教職員も相手の話を聞き、その主訴を理解し対応するということは同じであり、当事者、保護者と信頼関係を築く基礎となる部分であるということを学ぶことができました。

 本研修会は今年度3回開催する予定であり、次回は秋に開催する予定です。

 

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