社会福祉法人県央福祉会は、新潟県三条市を中心に福祉サービスを事業運営しています。

長久の家からのお知らせ

相談支援センターハート 相談支援ケース検討会が開催されました。

 11月18日、1月20日の2回に分けて、三条市役所栄町舎にて三条市地域自立支援協議会の取り組みの一環として、相談支援ケース検討会が開催されました。

 新潟県コロニーにいがた白岩の里企画相談室 新保 和敏室長代理、上山 裕美主査からファシリテーターとして協力していただき、三条市の課題である『強度行動障害のある方への日中活動の拡充について』をテーマとして、市内の相談支援専門員と三条市の担当者で検討しました。

 1日目では、ご本人たちの『望んでいる暮らし』『今のところは』『抱えている課題』『三条市の地域としてのストレングス』について、グループワークで検討しました。日中活動の事業所の不足、送迎のサービスの不足、職員のスキル不足、周囲の理解が進んでいないことなどが課題として挙がりました。

 『三条市の強み』は『居宅介護支援事業所が多い』『行動援護を行っている事業所がある』『男性ヘルパーが在籍している事業所がある』『行政に理解がある』『立地が良い(新潟市と長岡市の中間)』などが挙げられました。改めて地域のストレングスを検討しましたが、普段何気なく思っていることがストレングスだということを再確認できました。

 2日目では、1日目の検討内容を踏まえ、今後どのように取り組むことで、『強度行動障害のある方の日中活動を拡充できるか』を検討しました。『実際に強度行動障害のある方にどんなニーズがあるのかを調査してみればよい』『事業所のスタッフが強度行動障害のある方の対応を学ぶ機会があるとよい』『まずは体験利用で受け入れていく』など活発な意見が出されました。

 この研修会で検討した内容を、三条市地域自立支援協議会にあげ、三条市全体で強度行動障害のある方をどのように受け止めていくかを検討していきたいと思います。

H28.11.18

【11月18日の検討の様子】

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