社会福祉法人県央福祉会は、新潟県三条市を中心に福祉サービスを事業運営しています。

長久の家からのお知らせ

長久の家 県央福祉会 障害福祉関係施設研修会を行いました。

 12月9日、当法人の4つの障害福祉関係施設合同で研修会を行いました。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、初めての試みとして、オンライン会議アプリzoomを利用しての開催となりました。

 一般社団法人 SADO Act 相談支援センターそらうみの管理者で相談支援専門員でもある 本間 奈美 様に講師をお願いし、 『障がい者の意思決定支援』をテーマとしてご講演いただきました。本間様は、障がい者の意思決定支援の第一人者であり、県内はもとより全国的にご活躍されておられます。今回、当法人の研修会の依頼をお忙しいにもかかわらず、快くお引き受けくださいました。

 講演では、障がい者の意思決定支援とは何かという基本的なことから、権利擁護という視点から、障がいのある方の意思決定をとらえ、ご本人中心で物事を考えるということをお話しくださいました。どんなに障がいが重く、言葉を発することができなくても、その方にも『意思』はあることを推定して支援にあたること、諦めずに支援することで、その方の『意思』を推定できる小さなサインを受け取れるようになるということ、そのことからご本人の希望に沿った支援ができることを学びました。普段の支援の中で、自身がどこまで『意思決定支援』ができていたか、小さなサインを見逃してはいなかったかを振り返る機会となり、改めて、自身の支援を考える良い機会となったと思います。

 今回、初めてのオンライン形式での研修会でしたが、講師の本間様のご協力もあり、講師がその場でお話をしている研修と遜色ない研修が行えたのではないかと思います。新型コロナウイルス感染症の影響で集合研修が行いにくい状況ですが、ICTの技術を活用することで、研修が行えるということがわかりました。今後もこの形で研修会を開催できればと思います。

 お忙しい中、講師をお引き受けいただきいた本間様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

【研修会当日の様子】

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