社会福祉法人県央福祉会は、新潟県三条市を中心に福祉サービスを事業運営しています。

長久の家からのお知らせ

相談支援センターハート 基準該当サービス説明会を開催しました!

 1月12日三条地域振興局にて、県央圏域相談支援事業部会の取り組みの一つとして基準該当サービス説明会を開催しました。

 平成26年度に県央圏域相談支援事業部会で重症心身障害児者の実態調査を行いました。その調査を集計した結果、県央圏域では重症心身障害児者に対応できるサービスが少ないことがわかりました。

  平成27年度からワーキンググループを作って調査結果を報告書にまとめました。その報告書をもとにワーキンググループで話し合い、特に圏域内では入浴のサービスが少ないことがわかり、介護保険の事業所(主にデイサービスセンター)から、障害者の支援を行ってもらえるように、基準該当サービスを実施してもらえないかという結論に至りました。基準該当サービスとは、介護保険の事業所としての基準を満たしている場合には、所在地の市町村と契約して障害者のサービスが実施できるサービスのことです。

 圏域内のデイサービスセンターにお声掛けしたところ、7事業所から興味を示して頂き、基準該当サービス説明会を開催することになりました。

 今回、実際に基準該当サービスを実施している社会福祉法人吉田福祉会デイサービスセンターひまわりの園 在宅統括 荒川秀子様から実際に行っている支援についてお話していただきました。基準該当サービスとしての生活介護事業と放課後等デイサービス事業を実施されており、多くの児童も含めた障害のある方の支援を行っているとのことでした。参加者よりどうして高齢者の支援で大変中で、基準該当サービスを実施することになったか質問があり、荒川様は『目の前に困っている人がいるのであれば、高齢者であろうと障害者であろうと何とかして支援をしたい』という思いで事業を展開されているとのことでした。

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 【荒川様の事例発表の様子】

 その後、市町村ごとに分かれて、市町村担当者から基準該当サービスの実施を検討している事業所へ実施のための手続きについて説明をしていただきました。どこの市町村のブースでも活発な質問があり、参加していただいた事業所さまの熱意を感じ取ることができました。

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【事務手続き等の説明の様子】

 今回、この説明会に参加していただいた事業所から、実際に基準該当サービスを実施していただけたらと思っています。

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