社会福祉法人県央福祉会は、新潟県三条市を中心に福祉サービスを事業運営しています。

長久の家からのお知らせ

相談支援センターハート 高齢者権利擁護研修会に参加しました!

 11月25日に三条東公民館にて、平成28年度 高齢者権利擁護研修会が開催されました。障害のある方も65歳になると介護保険制度が利用可能になり、制度上、介護保険が優先となります。今後は、障がい者福祉分野と、高齢福祉分野との連携が不可欠になることが予想されます。今回、当法人の包括支援センターからお話をいただき、高齢者福祉分野の方へ、障害福祉サービスの内容や、障害福祉サービスから介護保険サービスへの移行について、また併用について事例を交えてお話をさせていただきました。

 新潟市秋葉区では、障害福祉サービスを利用されている方が、65歳になるとスムーズに移行できるようにするため、秋葉区障害者自立支援協議会にて、ガイドラインを作成したとのことです。人口約68,000人で年間10ケースほどの移行事例があるそうであり、三条市でも今後同じ程度のケースが出てくるであろうことから、三条市でもスムーズな移行ができるように、ガイドライン作成なども検討していく方向が良いとお話ししました。

 その後、居宅介護支援センターつかのめの里佐藤ケアマネージャーから、障害福祉サービスから介護保険サービスへ移行されたケースについて事例発表していただきました。具体的にどんなことを戸惑ったかなどを話してもらい、参加者にもわかりやすい内容でした。

 その後のグループワークでは、両分野の職員が混じって話をして、お互いの分野のことを理解するきっかけとなりました。

 今回の研修については、『わかりやすかった』『お互いを知る機会になった』など好評でしたが、良かったということで終わらせず、今後も両分野で連携の取れる体制づくりを両分野の職員で検討していく必要があると感じました。

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