社会福祉法人県央福祉会は、新潟県三条市を中心に福祉サービスを事業運営しています。

長久の家からのお知らせ

相談支援センターハート 新潟県相談支援従事者フォローアップ研修が開催されました!

 平成27年11月14日(土)に、燕市老人集会センターにて、新潟県障害福祉課と新潟県相談支援専門員協会との共催で新潟県相談支援従事者フォローアップ研修が開催されました。

 今回の研修では、アセスメントを行う際に実施する情報収集について、顕在している情報のみの収集でなく、その背景にある潜在的な情報(言動・行動などに対する想いなど)を把握して、より深みのある情報収集を行うという意識付けを獲得することにより、アセスメントスキルの向上を目指した研修でした。

 グループワーク第1部では、各グループで受講者が持ち寄ったケースをファシリテーターが進行し、インシデントプロセス法を用いて、ケースをより深くアセスメントをする演習を行いました。受講者が他の受講者の持ち寄ったケースから、自分にはない視点や聞き漏らした情報がないかなどを確認することを目的で行いました。

 グループワーク第2部では、各受講者が持ち寄ったケースから1事例を選定し、再度参加者でアセスメントを行い、その対象者の言動や行動の背景にある思いを探るという視点を学びました。その後、そのケースの課題を整理し相談支援専門員としてどのような支援が必要なのかを見立てていくという演習を行いました。

【研修の様子】

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 受講者からは、自分のアセスメントに足りないこと、自分のアセスメントのくせなどを再確認してもらうことができ、相談支援専門員としてケースを見た立てて、支援を組み立てていくスキルの向上につながったとの感想がありました。

 今回も相談支援センターハートでは、新潟県相談支援専門員協会所属の他の相談支援事業所の相談支援専門員の皆様とともに、本研修に企画・運営から参画しました。受講者から良い研修だったという感想が聞けて、達成感を感じることができました。今後は相談支援事業所はどんな研修を必要としているのかを新潟県相談支援専門員協会のほうで把握して、ニーズに対応できる研修を開催していきたいと思います。

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