社会福祉法人県央福祉会は、新潟県三条市を中心に福祉サービスを事業運営しています。

長久の家からのお知らせ

相談支援センターハート うらだての里ヘルパーステーション研修会

 5月28日18:00から、うらだての里ヘルパーステーションの研修会に講師として参加しました。

 研修会のテーマは『相談支援専門員の業務とは』『障がい特性とそれに合わせた対応』『傾聴』の3つです。

 うらだての里ヘルパーステーションでは、平成26年度より介護保険での居宅介護事業に加えて、障害福祉サービスでの居宅介護事業、今年度からは市町村事業である移動支援事業も開始しました。ここまで支援を行ってきて、高齢者と障がい者の特性の違いからくる対応の違いに悩むケースが多かったため、今回の研修会を開催することになったのだそうです。

 『相談支援専門員の業務とは』という話の中で、介護保険サービスと障害福祉サービスの違いや、相談支援専門員の業務内容についてお伝えしました。ヘルパーさんとしての業務に大きな違いはないのですが、制度設計の違いがあることをお伝えしました。

 『障がい特性とそれに合わせた対応』という話の中で、知的障がいと精神障がいを併せ持つ方への対応や、発達障がいのある方への対応については、今まで聞くことが少なったため、よくわからないことが多かったということでした。また現在実際に支援している方の対応についての質問も多く出され、参加されたヘルパーさんの熱意を感じることができました。

 ただ、高齢者も障がい者も、ひとりの個人として支援し、関係する支援者全員で情報共有をし、同じ方向性で支援をするということに変わりがないということも再確認することができました。

 『傾聴』という話の中では、当たり前のようで意外にできていないことであり、高齢者にも障がい者にも傾聴の姿勢で対応することが必要ということをお伝えしました。

 当法人は、介護保険サービス、障害福祉サービス、児童福祉サービス3つの福祉サービスを提供しています。そういう法人のスケールメリットを生かし、今後も質の高いサービスを提供するため 、職員のスキルアップのための研修を行っていきたいと思います。

【当日の研修の様子】

研修会の様子2 研修会の様子1

 

 

 

 

 

 

 

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