社会福祉法人県央福祉会は、新潟県三条市を中心に福祉サービスを事業運営しています。

長久の家からのお知らせ

就業・生活支援センターハート 関係機関連絡会議

 去る3月3日(火)、県央地場産業振興センターにてハローワーク、新潟障害者職業センター、新潟県福祉保健部障害福祉課、三条保健所、各市町村の福祉課、特別支援学校、三条サポステ、各就労移行支援事業所が出席の下、平成26年度 関係機関連絡会議を開催いたしました。

 新潟県福祉保健部障害福祉課より、県内就労移行支援事業所における就労移行状況と今後の課題について、ハローワークより管内ハローワークにおける障がい者雇用状況について報告がありました。新潟障害者職業センターからは利用状況と、発達障害者支援の現状および職業準備性について報告がありました。身体障害の方は利用がほとんどなく、精神・発達障害の方の職業準備支援、ジョブコーチ支援等の利用が多くなっているとの事です。発達障害について本人が障害を認識・受容できていないことがあり、ナビゲーションブックを活用し自分を知ること、本人へ早い時期に特性を伝えて気づかせることが必要との事です。

 新潟県発達障がい者支援センターRISE(ライズ)より「発達障がい者の特性と就労に向けた支援について」を演題に、ご講演をいただきました。発達障害は自閉症スペクトラムや注意欠陥多動性障害(ADHD)など、診断が同じでも個々の能力が違っているため、個別性の高い支援が必要との事です。抽象的な言い方は伝わりにくく、本人の受け止め方がズレることで出力がズレてしまうこと、周りとの人間関係を保つべく正解を見つけるために労力を使ってしまい、疲れてしまうことなどの特性があるとの事です。視覚的な情報が本人に伝わりやすく、講義用DVD映像からコミック会話(絵を描いて成り行きを説明する)の手法も有効との事です。

P1070042 講演時の様子

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